ちょっと時間が空いてしまいましたが、自分のPCにWordPressを入れてみたの続きです。
MySQL編は下記を参照してください。
IISの有効化
WordPressの公式サイトからダウンロードできるのは、WordPressのソースファイルだけですので、これだけでは動かすことはできません。
自分のPCにWEBサーバーの機能を追加して動かします。
個人的にApacheは苦手意識があるので、仕事でよく使っていたIIS(インターネットインフォメーションサービス)を使うことにします。
IISの有効化の手順については、Google先生に「IIS 有効化 Windows10」あたりで検索すると、わかりやすいサイトがヒットするのでそちらを参照してください。
PHPのインストール
下記サイトを参考にしました。
PHPのバージョンが違うからか、php.iniのコメントアウト部分がひとつ見つからなかったけど、このサイト通りに設定したらリロードによるカウントアップまで無事に確認できました!
MySQLに接続したいので、ついでに下記もコメントアウトを解除しました。
extension=mysqli
※ほかにもWordPressを動作させる上で、解除が必要な項目がありました。
別記事参照。
MySQLにWordPress用のユーザーを作成
WordPressの「5分間インストール」に従って、MySQLに全権限を持ったユーザーを作成します。
※データベース(スキーマ)は「wordpress」という名前で事前に作成しました。
<SQL>
-- wpuser というユーザーを作成(パスワードも同じ)
Create USER wpuser IDENTIFIED BY 'wpuser';
-- すべてのグローバル権限の付与
grant all on *.* to wpuser;
WordPressのダウンロード
公式ページからWordPressをダウンロードします。

ナビゲーションバーの右端にある「WordPressを入手」ボタンをクリックします。
すこしスクロールするとダウンロードボタンがあるのでクリックします。
Zipファイルがダウンロードできます。

WordPressのインストール
ダウンロードしたファイルを解凍します。
今回はIIS上で動作させる予定なので、とりあえず解凍した「wordpress」フォルダをwwwrootの配下に配置しました。
wp-config.phpの設定変更
WordPressの「5分間インストール」に従って、configファイルの設定を変更します。
今回変えたのは下記3か所。
右側の文字列を、自分のPCのMySQLに合わせて変更します。

URLの末尾に「wp-admin/install.php」を追記して、インストールを実行します。
URLの例)http://localhost/wordpress/wp-admin/install.php
※IISで「wordpress」という仮想ディレクトリを作った場合
MySQLへ接続ができていれば、下記のようにインストール画面が表示されます。
ここから「5分間」なんですね…。紛らわしい…。

入力項目を入力して、「WordPressをインストール」ボタンをクリックします。
しばらくすると、インストール完了メッセージが出てきます!
あっという間すぎて本当にできているのか心配になってます…。

ちなみに、MySQL側にテーブルができているか確認してみたら、ちゃんとできてました!

「ログイン」ボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されました!ぉおお!動いてるっぽい!ぽいよ!

ユーザー名とパスワードを入力して、「ログイン」を押すと、IIS上でうまくページ遷移してくれなかったので、IIS上に下記設定を追加しました。
「既定のドキュメント」に「index.php」を追加。

これでとりあえずダッシュボードの画面は開くようになりました!
後からよく見てみたのですが、WordPress側からアラートが上がったものに対して設定を変更したので、別記事にまとめたいと思います。
気づいた問題点
・「サイトヘルス」の警告
・メニュータイトルの日本語文字化け
・プラグインやテーマダウンロード時にPHP側でタイムアウト
2020-02-15 加筆修正しました。